12月年越しの開花3種を撮影 31日開花中の3種、Vanda lamellata Calayana、Den. leporinum semi-albaおよびDen. sanguinolentumを撮影しました。写真左のVanda lamellata CalayanaはフィリピンCalayan諸島の希少種です。すでに生息地ではほぼ絶滅したそうです。中央はDen. leporinumで、albaタイプはsemi-albaとalbaの2株を現在栽培しています。右のDen. sanguinolentumは1株での同時開花で、リップにオレンジ色の斑点があるものの筋状の凹凸が無く、セパル・ペタルはオレンジイエロー系一色です。中央のDen. leporinumは60㎝長の炭化コルク付けで株は花茎を加え2m近い高さです。他は木製バスケットです。
現在開花中のバルボフィラム2点 この時期、花芽は多くの種で出ているものの、胡蝶蘭やデンドロビウム属の開花は小休止状態で、その代わりバルボフィラムは開花が盛んです。バルボフィラムは未開花の種名不詳種が20株ほど有り、その一部にも花芽が現れており開花を期待しているところです。動きが例年になく活発なのは、今期夏から初秋にかけての温室の大幅なレイアウト変更で、風通しが良くなり輝度が高くなったためと思います。そうした中、現在開花中のBulb. sp aff. trigonosepalumとBulb. grandiflorum greenを25日撮影しました。写真左のBulb. sp aff. trigonosepalum名は、Bulb. trigonosepalumと比較し、リップの形状が似ているものの、開花期を含めセパルのサイズやカラーフォームが異なることから当サイトが便宜上つけた名前です。affとはaffinityの略語で、近縁や類似との意です。すなわち、trigonosepalumに似た原種(sp)となります。この株はこれまで、クリプトモスミックスをヤシガラ繊維マットで筒状に巻いた取付材で栽培していましたが、筒内部にトリカルネットを使用していなかったため、経年変化でヤシガラマットが朽ちて落下した株を、トレーにそのまま差し込んだ状態で水やりをしていたものです。よって5年近く植替えが無い状態でした。 にも拘らずこれまでになく多数の花が1株から開花しました。一方、大きな花のBulb. grandiflorumは、複数の株に同時開花していたため並べて撮影してみました。
Dendrobium fairchildiaeの植え替え 著書Philippine Native Orchid Species 2011の中でJ. Cootes氏が本種について、magnificentな(豪華な、すばらしい)デンドロビウムと記すDen. fairchildiaeの植替えを行いました。本種は、セパル、ペタルおよびリップが、白色をベースに先端部が淡いピンクから紫色で、花は1輪が4.5㎝ - 5cmと大きく、10輪程が同時開花することから、よく目立ちます。2012年以前の当サイトは、胡蝶蘭原種とバフィオペディラムが栽培の主体でしたが、デンドロビウムは唯一本種のみでした。2008年からフィリピンに出かけるようになり、最初に入手したデンドロビウム原種が本種でした。最近の栽培ではバークミックスやクリプトモスミックスのスリット入りプラスチック深鉢と、本種が半立ち性であることから、炭化コルク付けの半々となっています。下写真は1年半ほどクリプトモスミックスで栽培していた株を、11月に開花が終了し、今月植え替え時期となったため12㎝のスリット入りプラスチック深鉢から15㎝の鉢に植え替えることにし、その過程を撮影したものです。写真上段中央はそれまでのプラスチック鉢から株を取り出した根の画像で、右は強いシャワーで左の株の古い植込み材を洗い流した後のベアールート株です。これをプラスチック鉢に植えつけます。下段左写真の上部はクリプトモスとミズゴケの同比率の混合前の状態で、下部画像の左側は、これをミックスした植込み材と、右側は鉢底用に炭化コルクを適当に砕いたものです。通常、鉢底材は軽石ですが、軽石のLサイズでも15㎝径のスリット入り深鉢には小さ過ぎ、炭化コルクの廃材利用です。こうした植替えでは、2つの前処理があります。一つは、株を古い鉢から取り出し洗浄する以上、根は少なからず傷つきます。また灰色に変色した枯れた古い根は、根元あるいは生きた部分のある位置で切り落とします。そこでこうした傷口からのバクテリアやカビ菌の病害防除のため、根周りに農薬をスプレーします。当サイトではタチガレエースとバリダシン規定希釈液を用いています。この際、行ってはならないことは、複数株をバケツ等で薬浴することで、これはウイルス感染防止のため出来ません。スプレーは根周りのみで十分です。ベアールートに吹き付けた薬液が適度に乾く頃を見計らい植込みに入ります。作業が夕刻で植込み時間が無い場合は、根周りをミズゴケで覆っておけば翌日でも構いません。他のポイントは、植込み材の一部、例えばクリプトモスを予め規定希釈の活性剤を溶かした水に浸けておき、これを使用します。液肥(窒素、リン酸、カリ)ではなく活性成分のみとします。 下段中央は植込みが完了した3株で、鉢は15㎝径を使用しています。写真の株は40-50㎝の疑似バルブ長です。一方、右写真は1年半前に35㎝長の炭化コルクに取り付けたDen. fairchildiaeです。半立ち性のため、株の疑似バルブ(茎)の長さが50㎝を超えると支持棒で立たせるのも不自然な風景となるため、垂直板に取り付けたものです。若い茎は上に向かって伸長し、やがて2-3年経過すると下垂し始めます。現在改版準備中の本種のページを下のリンク先に記載しました。栽培ページは未接続です。 Den. fairchildiae改版用ページ
Dendrobium deleoniiの植え替え 先週から寒さが一段と厳しくなり、比較的温暖な浜松でも現在(20日)早朝3℃、昼間8℃です。温室の高温室は夜間18℃に暖房し、昼間の晴天日では25-28℃となっています。一般的に冬季は植替えの適期ではありませんが栽培株数が多いと、早春とか早秋期がベストとは云っておられず、また低温室から高温室まで夜間平均温度を管理しているため、冬季であっても殆どの種で根の動きや新芽の発生が盛んなことから、時間のある限り植替えをせざるを得ません。そんな中で、春が開花最盛期となるDen. deleoniiの植替えを現在進めています。本種はOrchideen Journal Vol16_2 (2018年4月号)にフィリピンミンダナオ島Bukidnon標高1,300mの生息種として発表されたデンドロビウムの新種で、発表同年7月に入手し炭化コルクに植付けて現在に至っています。下写真が本種の植替え過程を撮影したものです。栽培を始めて2年5ヵ月が経過しています。ヘゴ板やトリカルネット筒などでは3年以上植替えが不要ですがポット植では2年以内に、一方炭化コルクでは根の伸長具合によって植え替え時期が2-3年となります。下写真の上段右で、多数の根がこれまでの2年半の栽培で発生し、コルク裏面からも突き出し空中に伸びています。本種はポット植えでもコルク付けでもよく成長します。しかし空中に張り出した根は、取付材のサイズにも依りますが、活着面を失い遅かれ早かれ根冠(根の先端部)が変色し伸長が止まります。株サイズは生きた根の数や長さに大きく依存するため、下写真上段右のような状態になれば株自体は枯れることは無いものの成長は止まり、新しい芽と根が生まれると、呼応したかのように古いバルブ(茎)は枯れていき、株は大きくなりません。ポット植えも同じで、2年も経つと根がポット内で幾重にも重なり合い気相率が低下することで古い根は枯れていきます。こうした状態になるまでは株は大きくなりますが、ポット内が詰まってくれば株サイズはそれ以上にはならず現状維持となります。一方で植込み材の経年変化や、施肥による塩類等の蓄積により根が傷むことも考えられ、そうなる前に植替えは必須となります。 今回取付材をトリカルネット筒にしたのは新種であることと、他種を含め株数が多くなってくると、2-3年毎の植替えでは年中植え替えばかりで、これを避けることも目的の一つです。これまでの経験からヤシガラ繊維マットとミズゴケの筒で4-5年は植替えがなくても成長が見られたことから、今回は筒の長さを50㎝とし根の伸びしろ分をこれまでの倍近くにし、次期植替えまでの期間を長くすることを目論むものです。ちなみにDen. deleoniiの現在改版中のページは下記(栽培ページは未リンク)となります。 Den. deleonii改版用ページ
2016年にインドネシアから入荷したBulbophyllum spの初開花 下写真は2016年12月にマレーシア経由で入手したBulb. spで、4年経過し今回初めての開花です。本種は入荷時に種名不詳のニューギニア生息種とされ、マレーシア園主の携帯で花写真を見ての購入でした。後に同じ花画像がIndonesia OrchidsのFacebookにあり、おそらくサプライヤーはこのラン園と思われます。入荷から4年経っていることから、すでに種名が登録されているかも知れません。花形状が一見Bulb. speciosaと似ているため、下段に比較参照用としてBulb. speciosaも掲載しました。4年間も未開花であった原因は、小型のバルボフィラムでニューギニアIrian Jayaやパプアニューギニアとしか情報が無い場合、低-中温タイプと見做し、まず低温室にて栽培を始めます。理由は高温タイプをクール室においても当温室では13℃を下まわることが無く、弱体化する様態変化は緩やかで、数ヶ月後にそれに気が付いてから中-高温室に移動しても再起は出来る反面、クールタイプを高温室で栽培して異常に気が付いた時はすでに根はほとんど枯れており、その後に低-中温室に移動しても手遅れとなることが多いためです。本種の場合、標高域が不明であったため、低-中温室にそれぞれ数株に分けて栽培を開始した結果、1年後に中温室の株がより状態が良いことから、全て中温室へ移し栽培を続けました。成長はゆっくりではあるものの、新芽も現れ開花を待ちましたが、2年経過しても一向にその様子は無く、今年春に1株のみを高温室に移動しました。そうしたところ今年の夏の猛暑を高温室で経たにもかかわらず、今月になり2つのバルブから花芽が発生し始めて開花に至りました。どうやら本種は低地生息種のようで半数を高温室に移動したところです。これで他株にも開花がみられるようであれば、全株を高温室にて栽培をすることになります。 バルボフィラムやデンドロビウムの栽培失敗の原因の多くは、特に種名不詳種で生息域情報が無いことによる温度や湿度管理の不適合か、サプライヤーがより利益を得るために3バルブ以下に小分された株を入手した場合です。バルブや葉の大きな種の場合は、全て葉の付いた3バルブ、小さな種では4バルブが順化可能な最小サイズで、これ以下のサイズの入手は、四季を通して温度や湿度管理ができるベテラン栽培者ならば兎も角、栽培初心者は入手を控えるべきです。敢えて3バルブ以下の株を入手せざるを得ない場合は、必ず新芽があり順化済みの株を求めるのが基本です。海外から2バルブ程の株を入手することがありますが、こうした株は低・中・高温室を用意し、それなりの対応を行っても今だに半数以上は落ちてしまいます。
Bulbophyllum nymphopolitanumのネット画像について 本日(13日)温室にて、ベンチの上に置かれたラベルの無い杉皮板にバルボフィラムが開花していることを知り、花形状からフィリピン低地生息のBulb. nymphpolitanumと分かりました。本種は5年程前に入手して以来、現地ラン園やラン展でも見ることがなく、また在庫数も3株となり希少性が高いと思い、即刻本種を植替えました。杉皮板は2016年以前の植付け材であり、入荷から5年近く一度も植替えが無く、杉板が朽ちて吊り下げていたフックが外れ落下し、その後はベンチの上にそのまま横たえた状態で栽培してきたものです。この機会にと、植替えと同時に現在のマーケット情報を調べました。今年10月には、ネット上でのBulb. basisetumとBulb. leysianumのOrchid.Org 由来と思われるミスラベルを指摘した一方で、本種については1月の歳月記でorchidspecies.comの本種名のページにはBulb. trigonosepalumが掲載されていることを指摘しました。その画像の出所はFlicker.comとされ、さらにページ解説にシノニム(同種異名)としてtrigonosepalumの名があり、どうも両種を同種と見做しnymphpolitanumのページにtrigonosepalumの画像を掲載したと思われます。一方、J. Cootes著Philippine Native Orchid Species 2011によればnymphpolitanumとtrigonosepalumとは形状、特にリップはそれぞれ固有の特徴があり、またBulb. nymphpolitanumのラテラルセパルはtrigonosepalumの1/2の3.5㎝としています。下写真左は本日植え替えを終了したBulb. nymphopolitanumで、中央はnymphopolitanum、右はtrigonosepalumの花画像です。仮にBulb. nymphpolitanumとtrigonosepalumがシノニムの関係だとすれば、中央と右写真の花は明らかに異なることから、中央は謎の未登録種?となってしまいます。果たして読者はどう思われるか。ネットやマーケットでのtrigonosepalumグループ(近縁種)の混乱は酷く、今年1月の歳月記ではリップ拡大画像を用いて類似種間の特徴を取り上げたのですが。
Bulbophyllum longisepalumのサイズ ニューギニアIrian Jaya低地生息のBulb. longisepalumが開花中(11日)で、サイズを測定したところ、縦の長さはNSサイズで13㎝丁度でした。orchidspecies.comによると花サイズは9㎝となっており、この1.4倍の違いは、たまたまこの株の特性なのか栽培環境によって大きさが異なるのか、栽培株が少ないため不明です。右写真が示すように株は小さく葉付は4バルブしかなく、株としては小型です。にも拘わらず、それだけの長さになるのであれば、トリカルネット筒に植え替えて根を増してバルブを太くすることで花サイズが20㎝程になるかも知れません。花後に早速植替える予定です。
現在開花中のバルボフィラム21種 現在開花中のバルボフィラム21種を選び撮影しました。
Dendrobium sanguinolentumの3つのフォーム Den. sanguinolentumが現在開花中です。本種はボルネオ島、スマトラ島などの低地生息種で、デンドロビウムの中では、栽培は至って容易な種です。その花は下写真が示すようにリップ中央弁基部にオレンジ色の大きな斑点が特徴である一方、セパル、ペタル及びリップ先端にそれぞれ紫色の斑点(写真左)のあるものと、無いもの(中央)、さらにそれらのリップに見られる7本程のラインが無い(右)3つのフォームがあります。この中で左のフォームが浜松温室では晩秋から冬に、他は通年で落葉した茎に開花しています。
ところで現在、種ページの改版を進めており、バルボフィラムは制作が終了し、デンドロビウムもほぼ纏ったところですが、思いのほか作業量が多く、スケジュール通りにはなかなか進みません。その原因は今回掲載する写真の多さです。デンドロビウムは現時点で325種となっていますが、従来のページの275種から50種程増えたのは好いものの、ほぼ全ての種で掲載する写真枚数が倍近くに増えているためです。趣味家にとっては、文字による解説よりは、花の正面写真1枚だけでなく、例えば上記写真のようにフォームの異なる花、さらに一目で花サイズが分かる画像、また株形状などにも興味があると思います。一方、栽培者の視点からはリップの特徴を示す拡大画像やSpur(距)形状を示した側面画像があれば種の判定資料として役に立ちます。 当サイトでの画像はキャノンEOSでの撮影ですが、これをWebページ用に編集するにはトリミングだけでなく、温室内では通常高湿度で場所により温度差や輝度が異なっていたり、朝夕の色温度の違い等から、撮影された画像が見た目とは異なることもしばしばで、輝度、トーン、コントラスト補正などの処理が必要になります。画像補正はAdobe社Photoshopを用いています。過去10年間に収集した膨大な写真から一種当たり10枚程を選び出し、そうした一連の補正処理を行うには、1日当たり20枚が限度です。バルボフィラムとデンドロビウムを合わせると600種を超え1種当たり平均10枚の掲載とすると、6,000枚となり、結果300日を要し1年近くかかることになります。 一方で、これまでの撮影した画像だけでは不足な種もあり、温室に出かけて追加の撮影をするまではよいのですが、中には3年近く植え替えがなく疲れた様相の株を見ることも多々あり、これをそのまま放っておくこともできず、それではと撮影を中断して植え替えを行ってしまいます。また編集の終わっている種であっても温室で新たに開花している花を見ると、時折これを撮影し差し替えをしたくもなります。こうした割込みがあると、その日は先に進めません。睡眠を5時間程にし日々取り組んでいますが好きなこと故にか不思議と疲れは感じません。 Aerides leeanaの花茎発生期(II) 先月の歳月記でAerides leeanaの花茎発生を取り上げました。その後、別場所にあった株を含めて現在40株あり、再度花芽の発生状況を調べたところ、35株で花芽が見られました。そのほとんどは1株当たり2つの花茎を発生しており、花茎1本のみは現時点(5日)では僅か3株のみです。さらに今年3月の開花では1株に3本の花茎発生は2株でしたが今回は7株となっており、こうした前回との違いは新葉が2枚以上1年で増えたことに依ります。Aerides leeanaは昨年2月入手し4月までに植付けを終え、全株を炭化コルク付としました。この植付けについては昨年4月の歳月記で取り上げましたが、薄くコルクの上にミズゴケを敷き、その上に根を置いてアルミ線で留めたものです。根をミズゴケで覆うのではなく、ミズゴケの上に置くことと、BS株であったことから多くの根はすでに長く固いため、無理に曲げることなく、コルクに乗る分だけの根を留めたものです。温室内の夜間湿度は高いものの、初春から晩秋の晴天の昼間の湿度は換気扇が回り、外気と余り変わらないことから、根周りの湿度を少しでも得るための試みでした。2年近くの栽培結果から、現地でしばしば見られる、根元を小さなプラスチックバスケットで支え、全ての根を空中に垂らす方法に比べ湿度の低い国内では有効なようです。Aerides magnificaも同様の植付けで今年9-10月には殆んどの株で開花を得ており、前回の植付けから2年目の花後となるため、現在植替え中です。この植替えは根を留めていたアルミ線を外した後、強いシャワーで炭化コルクからミズゴケを洗い流し、根はそのままに新しいミスゴケに替えることと、空中に垂れ下がった根の内、炭化コルクに固定できるものは改めてミズゴケの上に乗せアルミ線で再び固定する作業です。Aerides leeanaは次の開花が来年2月頃となるため、花後に同様の植え替えを行う予定です。下写真はAerides leeanaで、3本の花茎を発生した7株の内、4株を撮影したものです。撮影は上段左の画像を除いて5日の撮影です。
植替え状況(II) 今回の植替えでは、まだ少ないものの今後はヤシガラ繊維マットとミズゴケ層から成るトリカルネット筒を多用する予定です。その背景は、他の植込みあるいは取付材と比べて、根周りに過度な水分を溜めずに長時間の高湿度を維持する性質と共に、気相(根が空気に触れる)率の高い特性を持つからです。着生ラン栽培では、そのいずれかに問題があれば成長が阻害されます。一方でトリカルネット筒は相当の製作時間に加えて写真のように十分な伸びしろ分を考慮すると、鉢植えの3倍程のミズゴケを使用することからコストが問題となります。結果、トリカルネット筒取付け株の販売は、その種が希少種や高額種の場合で、ベストな取り付け材であればそのコスト分は止む無しとする趣味家向けとなり、通常は炭化コルクかプラスチックポット植えでの納品となります。
植替え状況(I)
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